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いつものコーヒー

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ねじまき雲のコーヒーは、
私のいつものコーヒーです。
毎日、当たり前みたいに飲んでいるので、
もう当たり前すぎて空気みたいな感じなのです。

ときどき、
手土産などで他のコーヒー豆もらって飲んだりすることもあるけど、
もちろんそれぞれに美味しいコーヒーだったりするんだけど、
でも、またネジくんのコーヒーに戻ったときに
「あー、やっぱりネジくんのコーヒーは美味しいなぁ」
って、そのたびに思うのです。
ネジくんのコーヒーは私にとって、そんなコーヒーです。

もちろん普段店でお出ししてるのも、ねじまき雲のコーヒーです。
普段は、
ホットコーヒーにはペルーカフェオルキディア・フェアトレードの中深煎りの豆を、
アイスコーヒーとカフェオレにはマンデリンの深煎りの豆を使っています。
でも毎回、こつこつ、もくもく、たんたんの期間には、
ネジくんがその都度、その回ごとにブレンドした豆を届けてくれます。
今回はどんなブレンドが届くのかな。
ストレートもいいけど、
毎年、期間限定で味わえるブレンドも美味しいんだよねぇ。
楽しみだな。

ネジくんと昵懇のクーラさんは親友だし(たぶん)、
外間さんもネジくんのコーヒーの常連さんだし、
そんなワケなので、
ネジくんはみんなのコーヒーの好みも熟知しているのです。
蛍の季節に似合うブレンドコーヒーが届くと思います。

普段「ロバの本屋」ではコーヒー豆は販売していないけど、
こつこつ、もくもく、たんたんのイベントの会期中には
ねじまき雲の限定ブレンドの豆がお買い求めいただけます。
もちろん、
お店でもイベント限定ブレンドコーヒーをお出ししますよ。

さーて、
何回かに分けてちょっと詳しく書いてたら、
もう3日後には始まりますね。

こつこつ、もくもく、たんたん vol.4
【テディベア、美味しいものを持ってふたたび蛍を見に行く】
6/16(金)スタートです。
どうぞ、遊びに来てください!

2017.06.13
Picnikaのこと

こつこつ、もくもく、たんたん vol.4
【テディベア、美味しいものを持ってふたたび蛍を見に行く】
のメンバー紹介のつづき。

東欧の古道具と手仕事の店、Picnikaのこと。
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Picnikaは福岡の南区大楠にあります。
借りてた物件の取り壊しなどのため移転を2回しているので、
今の場所は3箇所目です。
古いビルの3階にあります。
そのビルの1階には、いい文房具やさんや美味しいパン屋さんも入っていて、
そのビルだけでも楽しめる、なかなかの場所です。

で、Picnikaはっていうと、
東欧のモノを扱っている店の中でも
Picnikaほど魅力的なモノを揃えてる店を、私は他に知りません。
ほんっとにいい店なのです。
行くと絶対に欲しいものに出会ってしまうので、
財布にお金を入れすぎないようにして(でも、ある程度は入れて)行きます(笑)。

テディベア作家の外間さんも、
Picnikaが東京で展示会していたときに覗きに行って、
一目でファンになったひとり。
家に帰るとすぐに私に電話をかけてきて
「いのまたさん、次の展覧会するときにリクエストしたい店があるんだけど…」
と、Picnikaの名前をつぶやいたのです。
私もPicnikaが大好きだったので即日連絡をして
前回の、こつこつ、もくもく、たんたん vol.3「冬ごもりの手仕事」に
参加してもらいました。
外間さんのベアとの相性はバッチリ!
楽しい展覧会になりました。

さてさて、そんな前回でしたが、
前回は昵懇のクーラさんは俵山までは来れなかったのですが、
葉山でセッセとガレット・デ・ロワを焼いては何度も送ってくれました。
寒い冬の、特別楽しい美味しいお楽しみ、だったのです。
そのガレット・デ・ロワを食べたPicnikaつるくんも
「なんて美味しいんだ…」
となったのですが、
インスタでうちの展示の様子を楽しんでいた昵懇のクーラさんも、
「私、東欧のモノって貧乏くさいしあんまり好きじゃないんだよねー」
と以前からよく言っていたにもかかわらず、
「東欧のモノって苦手だと思ってたけど、Picnikaのモノは好きかも…」とポロリ。
Picnikaのホームページをチェックしたりもして、
昵懇のクーラさんもPicnikaが好きになりました。
そして、
「次回は俵山に行って料理を出したいな。できればPicnikaの器で出したいな」
と言ったのでした。

ってなワケで、
前回の会期が終わったすぐあとに、今回の企画は動き出したのです。
トントントン、ってね。

2017.06.12
外間さんのテディベア

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外間宏政さんの作るベアはとてもかわいい。
と、私は思う。

普段、ぬいぐるみとか人形とかにまったく興味のない私が、
外間さんのテディベアにだけは、きゅんとするのだ。
なんだろな。
外間さんのベアのこの可愛さは、いったい何なんだろなぁ。

今回の展覧会中も外間さんはベア作りのワークショップしてくれます。
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今回作るのは、この手前のたんぽぽベア(いちばん上の写真のコも同じコ)。
わりと大きくて、そしてなんともかわいいコなのです。

頭と手足が動くタイプのベアですよ。
座ってても可愛いんですが、
後ろのベアたちのように立つこともできますよ。

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ほらね。
この一生懸命立ってる感じが、またいいんだよね。

ワークショップの詳細です。

【テディベア作りワークショップ】
6/16(金)~20(火)の期間
13:00 〜 仕上がるまで(だいたい2〜3時間くらい)
たんぽぽベア
サイズ約260㎜・フルジョイント(頭両手足可動)
参加費/¥28.000(お茶と昵懇の焼き菓子付き)
※要予約(「ロバの本屋」までお電話またはメールにてお願いします)

ワークショップは、あと少し空きがあります。
迷ってる方はぜひ〜。

展覧会にはこの他にも可愛いコたちがたくさんやってくると思いますよ。
ぜひぜひ、外間さんのベアに会いに来てください。

こつこつ、もくもく、たんたん vol.4
『テディベア、美味しいものを持ってふたたび蛍を見に行く』
会期は6/16(金)〜27(火)です。
会期中も、水、木曜日はお休みしますので、
間違えないように気をつけてくださいね。

2017.06.10
昵懇のcuraさんのこと

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来週からはじまる展覧会
こつこつ、もくもく、たんたん vol.4
【テディベア、美味しいものを持ってふたたび蛍を見に行く】

この、ちょっと長すぎるタイトルの展覧会のこと、
案内のハガキにはこまかく説明書くスペースがないから書いてないけど
ちょっと何回かに分けて詳しくお話しようかなぁって思います。

外間宏政…テディベア
ねじまき雲…自家焙煎珈琲
Picnika…東欧の古道具と手仕事
昵懇…料理とお菓子

今回の参加メンバーはこの4人です。

まずは現在、神奈川県の葉山で『昵懇(じっこん)』っていう
“美味しい”を追求する場所をしている大西さん(curaさん)のこと。

『昵懇』は葉山の住宅地の路地の奥にひっそりと佇む一軒家で、
美味しいものを楽しむための空間になっています。
予約制のレストランを開いたり、週末にときどきカフェをしたり、
料理教室やイベントなどを開催しています。

なぜ私が大西さんのことをcura(クーラ)さんって呼んでるのかっていうと、
今の『昵懇』を始める前、
まずはネットで『Cura』という名前で焼き菓子の販売をはじめ、
その後、東京の経堂で『Cura2』というカフェをしていたから。

私は今の『ロバの本屋』をはじめる前、
経堂で『ロバロバカフェ』というギャラリーカフェをしていました。
『Cura2』は『ロバロバカフェ』のすぐ近くに開店しました。
当時まだ個人でやってる小さな店が経堂にはそんなに多くなくて、
curaさんと励まし合いながら、ときにはグチなども言い合いながら(笑)、
お互いコツコツとがんばって続けていました。
そんなワケなので、なんとなく同志みたいな感じが今もある気がします。

『Cura2』は“カフェ”であることがもったいないくらい料理が美味しい店でした。
サンドイッチひとつ取っても、
パンも自家製、挟んであるハムやベーコンも自家製、
どのフィリングもびっくりするくらいのバランスで、なんとも絶妙なのでした。
日替わりのスープもそれはそれはおいしくて、
こんなにおいしいスープってものが世の中にはあるんだなぁ、としみじみ味わいました。
食に関して貪欲で、研究熱心で、妥協を許さないcuraさんを、
いつも、とても尊敬していました。
私も負けずにがんばらねばって、心の励みでもありました。
営業時間がかぶっていたので、そんなに頻繁に行くことはできなかったけど、
ときどき美味しいものを食べに行くのを楽しみにしていました。
お菓子もしっかりした美味しさだったので、
『ロバロバカフェ』に卸してもらって、
店内で展示を見たりしながらコーヒーと一緒に食べれるようにしていました。

そんなcuraさんでしたが、
当時から、本当はもっといろんな料理をしたそうに見えました。
“カフェである”という縛りがあるので
そんなにあれこれ作ることもできず、
かといって、カフェメニューのひとつひとつはきちんと美味しいものを、
というスタンスだったので、
そのことが少し窮屈そうに見えました。
curaさんはフランスで5年くらい本気で料理を学んできた人だったので、
あれも作りたい、こんな料理もしてみたい、というのが
たぶん常に頭の中にあったのだと思います。

私が山口に引っ越して
その後『ロバの本屋』をオープンしてしばらくたった頃、
経堂の『cura2』は閉店し、
curaさんは新しい場所『昵懇』をオープンしました。
『昵懇』はカフェではなくて、
もっと自由な実験的な場所としてはじまりました。
それを聞いて、
あぁ、curaさんは今までやりたくてもできなかったことを
きっとここで、ひとつひとつ試していくんだろうな、と思いました。

『昵懇』がオープンして少したった頃、
私は東京に行く用事があったので『昵懇』に行ってみようと思いました。
どうせ行くのならcuraさんにお料理を習いたいな、と思いました。
そう相談してみたら快くオッケーしてくれたので、
友だちと3人で“昵懇の料理教室”に行きました。
メニューは、
アサリの美味しい季節だったので、クラムチャウダーと、
サラダを3種類(豆のサラダ、紫キャベツのコールスロー、グリーンサラダ)。
ひとつひとつのちょっとしたひと手間の大切さ、
サラダとスープの奥深さに本気で目ざめたのは、このときです。
そこに、curaさんが焼いてくれた丸パン、おいしい紅茶。
なんとも幸せなひとときでした。

さてさて、
説明が長くなってしまいましたが、
このたびの、
こつこつ、もくもく、たんたん vol.4
【テディベア、美味しいものを持ってふたたび蛍を見に行く】
では、『昵懇』のcuraさんのお料理が食べられるイベントをしますよ。

【「昵懇」夜のレストラン】
6/16(金) 19 : 00 〜/7.000円/要予約
地元の素材を使ったコース仕立てのお料理(デザート付)を
Picnikaの器でゆっくり召し上がっていただきます

【「昵懇」昼の軽食】
6/18(日) 11 : 00 〜17 : 00(ラストオーダー 16 : 00)
こちらは予約は必要ないので、お気軽にいらしてください

どうぞお時間を作ってcuraさんのお料理を味わいにいらしてください。
お待ちしてます。

2017.06.08
気持ちのいい風が吹いていた

富田惠子銅版画展「ただあることのキセキ」
会期終了しました。

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とても気持ちのいい2週間だった。

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ずっと天気がよくて、
気持ちのいい風が吹いていた。

とみたけちゃんは
店の隣にある作業部屋を「線のアトリエ」と名付けて、
そこでずっと手を動かしていた。

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何枚も描いた大きな絵は、
滞在最後の日に小さく切って本のカタチに綴じて
はんこで日付を押した。
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ページをめくると
大きな絵の“部分”が見える。
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“部分”になることによって、線が違う見え方をする。

とみたけちゃんが帰って行った日、
椅子に座って、その本たちをゆっくりと眺めた。
なぜだか涙が流れた。
感動したのだ。

2017.06.01
富田惠子銅版画展「ただあることのキセキ」

5月19日(金)から
富田惠子 銅版画展「ただあることのキセキ」はじまっています。

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前日の搬入の様子。

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平面の作品の他、ブロックの作品もあります。
積んでみたりしてもおもしろいです。

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制作の途中で刷った作品や端切れ、
銅版画の版なんかもざっくり置いてくれてますので、
手に取ってゆっくり眺めてほしい。
紙好きにはたまらないと思います。

富田惠子さん、今回は長期滞在なのです。
ロバの本屋に隣接する場所を「線のアトリエ」と名付けて、
制作したりしながら在店してくれています。

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大きな絵を描いたり、

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私の製本用のプレス機で銅版画を刷れるかどうか実験したり、

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いろんな作業をあれこれ平行しながら
のびのびと制作していて、

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ちょいちょい覗き見しているだけでとても楽しい。
次は何ができるのかなって、楽しみで仕方ない。

可能な方には何度でも足を運んでほしいです、ほんとに。

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ただあることのキセキ、
うん、そんなことを感じる展示だな。
どうぞ、ゆっくり、じっくりと見に来てください。
5月30日(火)までやっています。
お待ちしてます。

もひとつお知らせがあります。

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先日「パーラー ロバとくじら」を一緒にやったhortaさんのパンとお菓子が届いています。
これから、こんなふうに定期的に届けてくれることになりましたよ。
パンもお菓子も、しみじみ美味しいので、
たくさんの人に食べてほしいな。
届きましたら、ホームページとインスタグラムでお知らせしますので、
ご都合のつく時にぜひぜひ味わってみてください。

2017.05.20
糸のはじっこは楽しい

曽田らっぱ ブローチ展「糸のはじっこ のつづき」
ワイワイ楽しく、わりと忙しく過ごしてたら
あっという間に終わってしまったな。
会期中に展示の様子をブログで紹介できず、すみません。
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曽田らっぱさんのブローチは
糸のはじっこや 布のはじっこや フェルトのカケラなどからできているモノが多いです。
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パッと見たときも楽しいのだけれど、
あれこれじっくり見てると、より楽しい気持ちになります。
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このワクワク感が持ち味なんだな。

会期中は毎日、
「冬ごもりの手芸珈琲」って企画もやっていました。
コーヒーでも飲みながら手を動かしましょうっていう隠れ企画。
でも、わりとあたたかな2週間だったから
全然〝冬ごもり〟って感じではなかったなぁ。
「春を待つ手芸珈琲」ってタイトルにすれば良かったよね~って
曽田らっぱさんと何度も言ってました(笑)。

果たして来てくれる人はいるのだろうか…?って半信半疑だったけど、
手仕事の道具を持参して手芸珈琲に来てくれた方、けっこういました。
嬉しかったなぁ~。
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お絵描きの道具持って来てくれた方、
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お手製のスピンドル(糸を紡ぐ道具)を持ってやってきた方、
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織り機とはじっこ糸を持参で来てくれた方もいました。

曽田らっぱさんは2週間丸々俵山にいて、
うちで一緒に普通に暮らしてた。
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ビクターとミーコやんもすっかり懐いてたから、
帰っていった日は、そうとうしょんぼりしていたのでした。

2017.03.02
「セツリュウの靴展」始まっています。

ここ2〜3日で急に涼しくなって、
すっかり秋ですね。

先週の土曜日から、
「セツリュウの靴展」始まっています。
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セツくんの靴はカラフルで楽しい。
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そして、足にピタッと軽やかな履き心地です。
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色もサイズもいろいろ揃っていますよ。
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とにかく、どんどん履いてみてほしい。
足の形やサイズは人それぞれだから、
やっぱり履いてみないとわからないですからね〜。

少しですが、バックやお財布もあります。

会期中も水、木曜日はお休みです。
「セツリュウの靴展」は10/16(日)までなので、
あと、金、土、日の3日間!
気になる方はぜひぜひ履きに来てくださいね。

2016.10.13